旅行とは違う海外(ジャマイカ)での生活

今回はJICA海外協力隊 青少年活動隊員の馬渕 萌子さんからの投稿です。現役隊員としてジャマイカで活動されています。是非ご一読願います。

【コラム】

「ストレートな髪の毛を束ねるとき、どんな気持ち?」
授業中に生徒からこんな質問をされました。
ジャマイカではカーリーヘアが一般的で、私の髪質は珍しいため、不思議に感じたようです。時には、ヘアゴムを使わなくてもまとまる髪を見て、少し羨ましく思うことがあります。

こんにちは。馬渕萌子と申します。
ジャマイカのセントエリザベス県で、JICA海外協力隊の青少年活動隊員として活動しています。前回の投稿者・大迫さんと同じ団体に所属しています。現在は、日本語や日本文化の授業、イベントの企画・運営を中心に活動しています。

7月には、生徒たちが卒業式を迎えました。
卒業式の最後に、私も特別に表彰していただける機会がありました。そのとき、生徒たちが「Arigato~!」と言ってくれた瞬間、1年間の活動のやりがいを強く感じることができました。この1年で彼らが私の授業から学んだことは多くないかもしれませんし、いつまで日本語や日本文化を覚えていてくれるかもわかりません。ですが、いつかどこかで日本に触れたときに、ふと私のことを思い出してくれたら、それだけで嬉しいなと思います。
昨年の8月にジャマイカに派遣されてから、1年が経ちました。
周りからは「そろそろジャマイカ生活に慣れたのでは?」と聞かれることが増えましたが、正直、慣れていません。まだまだ知らないことばかりで、毎日が新鮮で刺激的です。
「え?」「そうなの?」「なんで?」を連呼しながら過ごしています。
旅行とは違い、暮らすとなると、楽しさだけでなく悩むことも多いものですね。日本のように思い通りにいかないこともたくさんあります。ですが、その悩みも海外生活の醍醐味であり、自分の成長につながるのだと感じます。
活動計画や授業のことで不安になると、同僚から「悪いことが起きたら、そのときに考えればいいよ」とよく言われます。1日を必死に生きる人たちの中で、ポジティブで陽気なジャマイカの人々の存在は、私にとって大きな支えです。
また、「寿司が食べたい~」「温泉に入りたい~」と、日本への恋しさを語り合える協力隊の仲間たち、そして日本で帰りを待ってくれている家族や友人の存在も、本当にありがたく感じています。そうした存在に感謝しながら、残りのジャマイカ生活も、引き続き健康と安全に気をつけて過ごしていきたいと思います。